2013年6月1日土曜日

HTC One レビュー

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はじめに

自分が購入したのは HTC One (801n) というグローバル SIMフリー版だけど、

基本的にはau版の HTC J One と同じものなので少しは参考になるかと。

カメラについてのレビューはこちら

 

前置き

実は Xperia Z (docomo版 Xperia Z SO-02E、au版 Xperia UL SOL22)  と HTC One のどちらにするか3ヶ月くらい悩んでました。

 

・Xperia Z

デザイン好み

(HTC Oneと比べて)安い

micro SDカード対応

防水・防塵対応

横幅が広くて持ちづらい(個人的に限界は68mmくらいかな?)

事実上フルHDじゃない(画面下部にナビゲーションバーがあるので普段使用している解像度は1080x1776)

Xperiaを一度も使ったことがないので気になる

ディスプレイの当たりハズレがあるっぽい(←を差し引いてもXperiaのディスプレイは微妙に感じる)

 

・HTC One

最新クアッドコアCPU Snapdragon 600搭載

4.7インチなのでなんとか片手で持てそう

アルミ筐体で高級感あり

内蔵ストレージのみ(HTC J Oneはmicro SD対応)

400万画素のカメラ(画質は画素数がすべてではないとわかっていても不安)

下部のナビゲーションボタンが戻るとホームの2つしかない

 

ざっと箇条書きするとこんな感じで両端末とも甲乙付けがたい感じ。

 

そんなこんなんで数ヶ月間悩み続けていたけれど、

Xperia Tablet Z を購入 しXperiaの所有欲を満たしたのと同時にHTC OneのSIMフリー版がようやく出回り始めた感じだったのでHTC Oneにしました。

 

開封の儀

今回は expansys で購入。

注文から家まで36時間で来ました。

海外通販ということを忘れるくらい早い。

 

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中身

付属品のイヤホンやケーブルは使うつもりが無いので袋から出さずにそのまま。

 

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SIMカードを取り出すためのピンと言語別ガイド。

 

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カメラは左右中央

電源ボタンは左上

イヤホンジャックは右上

自分が使用している端末はどれも右側に電源ボタンがあったので慣れるのが大変そう。

 

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如何にもなスピーカー穴

アルミ筐体にはよく似合うと思う。

 

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左側面

micro SIMの挿入口

 

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右側面

音量ボタン

 

正直実機を手に取るまではHTC Oneのアルミ筐体はXperia Pと比べて微妙だなーと思ってました。

が、実際に見て触ってみたら見た目といい触った感触といいとても良い具合で大満足。

 

起動

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ロック画面

 

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言語選択

ようこそ ってあるのに日本語が選べない罠。

ひとまず英語で。

 

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Wi-Fi設定画面

 

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電話の設定

特に引き継ぐことはしないので scratch。

 

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PCからセットアップ云々とか言っているけどスキップ

 

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アカウントと同期の設定

 

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2年間Dropboxの容量を25GB増量してくれるとのこと。

これで47.8GBになったけど実際使っているのは2.3GBだけ。

 

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HTCに報告する

よくあるより良い製品を作るためにデータを収集させてくださいというもの。

 

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Googleの位置検出サービスについて

 

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日時とタイムゾーンの設定

 

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HTCバックアップ

HTCが提供するクラウド型バックアップサービス

 

最後に電話の名前を決めて初期設定はお終い。

 

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ホーム画面

何も設定していないので2画面とも寂しいことに。

 

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プリインストールアプリ

Google製・HTC製・Android標準アプリをベースに必要最低限入れている感じ。

 

キッズモードという子供に対してアプリケーションのアクセス制限をかけるアプリケーションの存在がなかなか興味深い。

正直こんなハイエンドな端末を子供に使わせたりすることはあまりないと思うんだけどそんなことはないのかな?

 

Flash  Player Settingsというアプリケーションがプリインストールされているけど、HTC OneはデフォルトでFlash Playerはインストールされていない。

どういうことなんだ…。

 

日本語化

いつも通り MoreLocale 2 を使って日本語化。

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昔と違って標準で日本語フォントが入ってるので楽。

 

ベンチマーク

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みんな大好き AnTuTu で測定。

HTC Vividが約5000。

Nexus 7が約12000。

Xperia Tablet Zが約20000。

ほんとモバイル端末の進化速度は凄い。

 

ディスプレイについて

iPhoneの1.4倍、468ppiという驚異的な密度を誇るディスプレイ。

正直ppiに関してはこんなにいらない気がする。

 

それはさておきHTC Oneのディスプレイはとても綺麗。

正面から見ても水平からみても綺麗に見えます。

 

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ディスプレイの比較

左からHTC Vivid、Lumia 620、iPod touch 5G、HTC One。

 

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傾けた状態

 

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こっちはiPod touch 5G、HTC Vivid、HTC One、Lumia 620の順

 

あとはうまく写真を撮れなかったのが残念だったけど、晴天時の太陽光の下でもそれなりに見えるのが良かったです。

 

良いところ

・サクサクぬるぬる

Xperia Tablet Zの時も軽快な動作で驚いたけどHTC Oneはさらに動作が軽快で驚いた。

Snapdragon S4 Proと600でココまで差があるとは(たんにHTCの調整が上手いだけかも...)。

 

・起動が速い

電源オフ状態から電源オン→ホーム画面表示まで10秒以内。

アプリが一瞬で立ち上がる。

素晴らしい。

 

・メモリ2GB

Xperia Tablet Zでもそうだったけどメモリが2GBあると色々とアプリを立ち上げてもなかなかプロセスが殺されず、

アプリ復帰時に最初から起動し直すことが少なくて助かる。

 

・ステレオサウンド

上下2カ所に内蔵アンプ搭載のスピーカーがあり良い感じに鳴らしてくれる。

が、自分はいつもスマホだとイヤホンで音楽を聞いているので使うことは無さそう…。

 

・アルミ筐体

前述にある通り実物を見るまでは微妙に思っていた。

なので海外のレビューだと評価が高いのか不思議だったけど実際に手に取ってみたら納得。

見た目に反して軽くiPhone 4Sと同じくらいの重さ。

 

・BlinkFeed

ニュースやソーシャルメディアなどの情報をタイルで表示してくれる機能(Flipboardみたいなの)

巷で微妙と評判のBlinkFeedとHTC Sense 5.0。

荒削りな所もあるけれど自分は結構好き。

 

・色再現性

計測していないので主観的なところがあるけれど色再現性は結構良いと思う。

少なくともPC側と色が全然合わなくて泣きを見ることは無さそうだ。

 

・HTC Zoe

4秒間で20枚の写真と3秒間のフルHD動画を1回のシャッターで撮影する機能。

邪魔な通行人を消したり移っている人全員を笑顔にしたり出来る。

HTC J Oneの紹介動画がわかりやすいのペタり。

勿論単純にシャッターチャンスを逃したくないときも便利。

 

残念なところ

・Android 4.1搭載

折角のフラグシップ機なんだし4.2を搭載して欲しかった。

 

・ナビゲーションバーのボタンが2つ

理解出来ない仕様。

実はHTCのロゴの部分もセンサーがあり、カスタムROMを入れればボタンとして使用できる。

 

・バッテリー

今のところ自分の普段の使用方法(朝、昼、夜に3G回線でそれぞれ1時間ずつ音楽聴きながらSNS、Webサーフィン、ちょこっとカメラ使用)だと余裕で一日保つので問題無し。

だけど一年後二年後のことを考えるともうちょっと保って欲しかった。

  

・電源ボタンの位置

4.7インチという画面サイズを考えると上部にあるボタンが押しづらくて辛い。

画面が大きめのスマホはボタンを側面に配置してもらいたい。

 

・ベゼル幅

最近こればっかり言っている気がする。

けど、5インチディスプレイを搭載したGalaxy S4と幅が1.6mmしか変わらないのはほんと残念。

 

・持ちづらい?

幅が1mm程度しか違わないHTC Vividと比べて指がうまく反対側に届かない。

厚みはHTC Oneの薄いんだけどなぁ。

謎。

 

・LTEの対応バンド

まあ、これを求めるのは酷かな?

海外端末を買うときに3Gはあまり気にしなかったけどLTEはバンドがなかなか合わなくて絶望する。

 

最後に

他にも書きたいことが沢山あるけれどひとまずここまで。

残念なところ の内容が大画面に起因するものが多いので本当は4インチクラスが丁度いいのでしょう。

とは言えHTC Oneを買ったことは微塵たりとも後悔していないしこれから精一杯可愛がる所存です。

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